iMda Doll Exhibition 2020
With Doll
-unknown story-
risubaco企画 Vol.10
開催期間 2020 2/7(金)〜11(火)
12:00~17:00 (最終日は15:00)
開催場所 ギャラリー丸美京屋
入場料 ¥1,000,-
いよいよ明日に迫ってきましたね。
今回設営には娘(sideA)とkioさんにお願いしました。送られて来る画像を見てチェックを入れたりしつつ、今の時代はとても便利になったなぁ・・と感慨深いです。後はどこでもドアさえあれば!と思う訳です。
さて、なかなか忙しく(皆さんもそうだと思うんです)、開催期間中にギャラリーの方へお伺いしようかと思っていたのですが、やはり都合もつかず、受注の事もあり・・という事で1日目だけは娘が顔を出す予定です。
わたしは期間中「絵」の中にいますので、探して下さい。
そんなタイトルです。
セット内容:カバーオール、スカート、胸当て、ラッフルチョーカー、靴下、ヘッドドレス。
靴(kio)
リリちゃん(sideA)
ベッド(ペイント&モチーフ:sideA)
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梟はまいにちまいにち考えていました。
窓から見えるあそこの大きな建物の中には何があるんだろう?
きっとわたしが知らない見たこともない大きなご馳走と、ふかふかの寝床とキラキラしたあの、星や水面にも負けない何かがあるのかな?
いつか飛んで行ったみたいな・・・
「あら?そうかしら?行かないほうがいいと思うよ。それにアタシは今のあんたのそのままの方がずっと可愛くて綺麗だと思うけど・・」
どこからかそんな言葉が聞こえてきました。
?誰かいるの?
「ここよ、ほら、あんたの足もと・・」
梟がそっと足を見ると、小さな鬼の女の子がいるではありませんか。
「ずっと、アンタのそばにいるんだよ。アンタいつもそのベッドから上の窓ばかり見つめて足もとなんて見やしないもんね」
小さな鬼の女の子は得意げに上目使いで梟を見てそう答えた。
「アタシ、リリ」
リリ・・リリちゃん?
リリは、得意の上目使いで梟を見つめてはひねくれ顔でにっこり笑った・・
それからの物語は引き継いで綴られていくといいな
リリちゃん、本当に苦労しました。造形はsideAに頼んだのだけど、何回もリテイクさせました。自分が思っているイメージとかち合わないというか。じゃぁ、自分で作ろうよ!ってなるんだけど、そう思った様に作れるわけがなく。ではどうすればいいのか?絵を描いてこんな感じで!と意見を出し合って出来上がったのがリリちゃん。ブサ可愛いっていうのがここまで表現出来たのは奇跡かもしれないw
梟のドレスの方も実はこれも、ものすごく悩みました。展示をしているのは半分はサンプル品です。お渡し用は別に作っています。
いつも座っている机の上に座らせて常に考えていられる様にしたのですけど、まぁまぁ・・なかなかやり変えました。
素材はいつものキラキラとした贅沢な木馬レースを盛り沢山使用しております。一部、アンティークレースも使っています。
出来上がってから、全体を染めて仕上げています。
ベッドももれなく付いてきます。めちゃくちゃ大きなセットになってしまうのですが、梟の寝床(ベッド)がこの物語の舞台なので外すわけにもいかない・・
(展示ではレースやら、ルリケール、布花などを飾っていますがそれは付属致しません。ベッド本体とクッションです。ベッドについているモチーフ、イラストはsideAが担当しています。
靴、kio製。
すごいリアルで素敵な靴です。ソールも革で一層ずつ積み重ねてあり、全体的な雰囲気はいつも以上に手の込んだスタイルになっております。
仕様はワンオフとなりますので、これと同じ物は無い予定です。ドレスに関してはこれが最初で最後となります。違うドールやサイズ違いも作る予定は無いです
どうぞ、お時間の許せる時に会場に是非、足を運んでいただければ嬉しいです。
勿論、他の作家さんの素敵で素晴らしい作品もこの機会に是非見てください!きっとそれぞれの物語が展示の前で流れていくんだと思います。癒しの空間になっているはずです!
おうちが決まるといいな。
よろしくお願い致します。